連雲港検査検疫局の統計によると、2015年12月下旬時点で連雲港への石炭輸入は合計109.11万トン、前年同期比24.4%減少し、3年連続のマイナスになった。 輸入先を見ると、北朝鮮がオーストラリアに代わって連雲港が輸入する石炭の主要生産地になった。今年輸入した石炭のうち70.29万トンが北朝鮮から輸入された。 北朝鮮炭が輸入炭の主力になった主な原因は、北朝鮮炭が無煙炭を主とし、熱供給に用いられるからである。一方、オーストラリア炭は主にコーキングに用いられるが、中国国内の鉄鋼業は不景気が続き、そのことが原料炭の輸入に重大な影響を及ぼした。 炭種別では、連雲港が今年輸入した石炭は無煙炭が主であり、石炭総輸入量の62.95%を占めた。次いで原料炭が25.20%になった。 国内の供給過剰や需要の軟調、輸入炭政策、国際石炭市場の厳しい情勢などの影響によって、今年以来、連雲港の無煙炭と原料炭の輸入価格の下落が続いている。 (中国煤炭資源網 12月24日)
連雲港検査検疫局の統計によると、2015年12月下旬時点で連雲港への石炭輸入は合計109.11万トン、前年同期比24.4%減少し、3年連続のマイナスになった。
輸入先を見ると、北朝鮮がオーストラリアに代わって連雲港が輸入する石炭の主要生産地になった。今年輸入した石炭のうち70.29万トンが北朝鮮から輸入された。
北朝鮮炭が輸入炭の主力になった主な原因は、北朝鮮炭が無煙炭を主とし、熱供給に用いられるからである。一方、オーストラリア炭は主にコーキングに用いられるが、中国国内の鉄鋼業は不景気が続き、そのことが原料炭の輸入に重大な影響を及ぼした。
炭種別では、連雲港が今年輸入した石炭は無煙炭が主であり、石炭総輸入量の62.95%を占めた。次いで原料炭が25.20%になった。
国内の供給過剰や需要の軟調、輸入炭政策、国際石炭市場の厳しい情勢などの影響によって、今年以来、連雲港の無煙炭と原料炭の輸入価格の下落が続いている。
(中国煤炭資源網 12月24日)