中国石油化工股フェン有限公司(SINOPEC Corp.)とSaudi Basic Industries Corporation(SABIC)が31日、提携に合意した。50%ずつ出資して合弁会社を設け、天津に年産100万トンのエチレン生産ラインを建設する。 この生産ラインは年間60万トンのポリエチレンと40万トンのエチレングリコールを生産し、原料はSINOPECの全額出資子会社である天津石油化工公司のエチレン分解プラントから供給する。投資額17億ドル、2009年9月竣工の予定。 SABICが中国に合弁会社を設けるのは今回が初めて。SABICは2020年には世界トップクラスの石油化学企業になることを目標としており、今回のSINOPECとの提携は同社がアジアに生産センターを設ける上で大きな一里塚となる。SABICは今後とも中国という重要な市場においてより多くの合弁会社を設けるとともに、SINOPECとの関係をさらに発展させると表明している。 (中国能源網 2月1日)
中国石油化工股フェン有限公司(SINOPEC Corp.)とSaudi Basic Industries Corporation(SABIC)が31日、提携に合意した。50%ずつ出資して合弁会社を設け、天津に年産100万トンのエチレン生産ラインを建設する。
この生産ラインは年間60万トンのポリエチレンと40万トンのエチレングリコールを生産し、原料はSINOPECの全額出資子会社である天津石油化工公司のエチレン分解プラントから供給する。投資額17億ドル、2009年9月竣工の予定。
SABICが中国に合弁会社を設けるのは今回が初めて。SABICは2020年には世界トップクラスの石油化学企業になることを目標としており、今回のSINOPECとの提携は同社がアジアに生産センターを設ける上で大きな一里塚となる。SABICは今後とも中国という重要な市場においてより多くの合弁会社を設けるとともに、SINOPECとの関係をさらに発展させると表明している。
(中国能源網 2月1日)