中国煤炭工業協会統計情報部の陳養才主任は1月20日、第12次5ヵ年規画期に累計7,250ヵ所の炭鉱、合計5.6億トンの老朽化生産能力が淘汰されたと表明した。うち2015年には炭鉱1,340ヵ所、生産能力約9,000万トンが淘汰された。 陳養才主任によると、2015年末時点の全国の炭鉱総数は1.08万ヵ所になる。うち年産120万トン以上の大型炭鉱が1,050ヵ所で2010年に比べ400ヵ所増え、生産量に占める比率は58%から68%に上昇した。一方、年産30万トン以下の小炭鉱は7,000ヵ所余りを数え、2010年に比べ4,000ヵ所余り減少し、生産量に占める比率は21.6%から10%前後に下がった。 生産・建設停止炭鉱については、2015年8月の国務院安全生産委員会の報告によると、生産・建設を停止した坑井は合計4,947ヵ所、総坑井数の48%を占め、うち1年以上生産・建設を停止した坑井は3,346ヵ所になる。 また、中国煤炭工業協会の姜智敏副会長の説明によると、第12次5ヵ年規画期の中国の石炭生産量は「前高後低」傾向を示し、2013年の石炭生産量は過去最高の39.74億トンに達したが、その後は生産量が下がった。但し一次エネルギー総生産量の中で石炭は依然70%以上のシェアを占めている。 石炭産業の今後の展望について、姜智敏副会長は、発展のチャンスとチャレンジが併存すると指摘し、工業化と都市化の推進に伴って中国のエネルギー需要は依然増加を続け、石炭の主体エネルギーとしての地位は不変であるとしつつ、経済構造の最適化、環境保護の拘束の強化、エネルギー構造の改善に伴って、石炭の利用方式と分野をもっと拡大することが求められると述べた。また、第13次5ヵ年規画期の石炭需要については依然低いペースで増加するとの予想を示した。 (新華網 1月20日)
中国煤炭工業協会統計情報部の陳養才主任は1月20日、第12次5ヵ年規画期に累計7,250ヵ所の炭鉱、合計5.6億トンの老朽化生産能力が淘汰されたと表明した。うち2015年には炭鉱1,340ヵ所、生産能力約9,000万トンが淘汰された。
陳養才主任によると、2015年末時点の全国の炭鉱総数は1.08万ヵ所になる。うち年産120万トン以上の大型炭鉱が1,050ヵ所で2010年に比べ400ヵ所増え、生産量に占める比率は58%から68%に上昇した。一方、年産30万トン以下の小炭鉱は7,000ヵ所余りを数え、2010年に比べ4,000ヵ所余り減少し、生産量に占める比率は21.6%から10%前後に下がった。 生産・建設停止炭鉱については、2015年8月の国務院安全生産委員会の報告によると、生産・建設を停止した坑井は合計4,947ヵ所、総坑井数の48%を占め、うち1年以上生産・建設を停止した坑井は3,346ヵ所になる。
また、中国煤炭工業協会の姜智敏副会長の説明によると、第12次5ヵ年規画期の中国の石炭生産量は「前高後低」傾向を示し、2013年の石炭生産量は過去最高の39.74億トンに達したが、その後は生産量が下がった。但し一次エネルギー総生産量の中で石炭は依然70%以上のシェアを占めている。
石炭産業の今後の展望について、姜智敏副会長は、発展のチャンスとチャレンジが併存すると指摘し、工業化と都市化の推進に伴って中国のエネルギー需要は依然増加を続け、石炭の主体エネルギーとしての地位は不変であるとしつつ、経済構造の最適化、環境保護の拘束の強化、エネルギー構造の改善に伴って、石炭の利用方式と分野をもっと拡大することが求められると述べた。また、第13次5ヵ年規画期の石炭需要については依然低いペースで増加するとの予想を示した。
(新華網 1月20日)