環境保護部の統計によると、2015年時点で全国の石炭火力発電設備1億kWの超低排出技術改修が完了している。その中で5大発電集団が改修を完了した設備は合計8,421万kWに上り、約85％を占める。

　第12次5ヵ年規画期に5大発電集団は環境保護投資を拡大し、第12次5ヵ年規画期の排出削減目標を前倒しで達成した。大唐集団の超低排出設備は65台、合計2,228.5万kW、石炭火力発電設備全体の25％を占め、業界首位である。華能集団は合計2,069万kWの超低排出改修を完了した。華電集団は38台、2,291万kWの脱硫改修と85台、2,049万kWの脱硝改修を完了するとともに、38台、1,221.5万kWの超低排出改修を完了した。国電集団は重点地域及び重点企業の環境保護管理を推進し、2,126万kWの超低排出を実現し、脱硫・脱硝設備の比率を100％にした。国家電投集団も776万kWの超低排出を実現している。

　（中国電力報 3月17日）