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中馬共同出資の石炭火力発電所がベトナムで着工 (16/03/28)
2016/3/28
アジア【電力】

 中国能源建設集団所属の中電工程とマレーシアのJAKS Resourcesの共同投資によるベトナムハイズオン石炭火力発電所BOT事業の定礎式がハイズオン省Kinh Mon県で執り行われた。この事業はベトナムにおける中国企業の単一案件としては投資額が過去最大になる。中国能源建設集団が海外で進めている「投融資+EPC」ビジネスモデルの重要事業が建設段階に入ったことになる。

 ベトナムハイズオン石炭火力発電所は中電工程西南院と外国企業のコンソーシアムがEPC方式により一括受注し、60万kW亜臨界2基を建設する。工期は54ヵ月、特許経営期間は25年で満期後にベトナム政府に引き渡す。総投資額は18億6,850万ドルに上る。資本金は総投資額の25%であり、中電工程がその70%を占める。総投資額の残り75%は融資で賄う。中電工程は中国輸出入銀行、中国工商銀行、中国建設銀行に融資を申請する。

 (人民網 3月28日)