海水面予測モデルによる予測の結果、今後10年で中国沿海の海面は2007年に比べ32ミリ上昇することが分かった。 国家海洋局が先頃発表した「中国海面公報」によると、中国沿海の海面平均上昇スピードは年間2.5ミリ、世界平均をやや上回る。この30年で中国沿海の海面は90ミリ上昇した。中でも天津沿岸は上昇のスピードが最も速く、196ミリの上昇となった。 地球の気候変動や海面上昇など総合的な影響により、2007年に中国沿海部では海水の浸入による塩水化の事例が増え、深刻度も増している。海岸の浸食も激化している。渤海、黄海はここ40年来の暴風・高潮に見舞われ、沿海部に深刻な被害が出た。 なお、「中国海平面公報」によると、上海沿海の海面はこの30年で115ミリ上昇し、2007年は例年よりも66ミリ高かったが、2006年に比べるとやや低かった。今後10年で上海沿海の海面は2007年比で38ミリ上昇すると予想される。 (慧聰網 2月11日)
海水面予測モデルによる予測の結果、今後10年で中国沿海の海面は2007年に比べ32ミリ上昇することが分かった。
国家海洋局が先頃発表した「中国海面公報」によると、中国沿海の海面平均上昇スピードは年間2.5ミリ、世界平均をやや上回る。この30年で中国沿海の海面は90ミリ上昇した。中でも天津沿岸は上昇のスピードが最も速く、196ミリの上昇となった。
地球の気候変動や海面上昇など総合的な影響により、2007年に中国沿海部では海水の浸入による塩水化の事例が増え、深刻度も増している。海岸の浸食も激化している。渤海、黄海はここ40年来の暴風・高潮に見舞われ、沿海部に深刻な被害が出た。
なお、「中国海平面公報」によると、上海沿海の海面はこの30年で115ミリ上昇し、2007年は例年よりも66ミリ高かったが、2006年に比べるとやや低かった。今後10年で上海沿海の海面は2007年比で38ミリ上昇すると予想される。
(慧聰網 2月11日)