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中国
【省エネ・環境】

環境保護総局が各地方政府に汚水・ゴミ処理賦課金の値上げを要求 (08/02/13)
2008/2/13
中国【省エネ・環境】

 環境保護総局の周生賢局長は先頃、全国環保庁局長会議において、汚水及びゴミ賦課金を引き上げるよう求めた。価格を梃子にして環境保護対策の促進を図ることが狙い。

 汚水・ゴミ処理賦課金は一部の都市で2006年から徴収を開始した。徴収した汚水処理賦課金は汚水処理場の建設や運営に当てられる。

 国家発展改革委員会(NDRC)価格司の資料によると、中国の汚水処理率と汚水処理賦課金はあまりにも低い。汚水処理賦課金は1トン当たり平均0.67元であり、処理コストの67%に過ぎない。

 周生賢局長は、各地方政府は資源的製品の価格制度改革や環境保護課金制度改革を引き続き進め、汚染物排出費、汚水・ゴミ処理賦課金の課金基準を引き上げる必要があると指摘した。

 また、周生賢局長は、環境保護部門は今年、汚染排出削減対策を強化すると述べた。環境監督管理を一層強化し、環境保護要件に達していない企業に対しては、生産の制限、停止や、場合によっては閉鎖措置を適用する。化学工業、製紙等の重汚染産業や、汚染排出基準、総量規制指標を超過した企業、有毒・有害物質を生産、使用した企業については、強制的なクリーン・プロダクション審査を実施する。

 (中国能源網 2月13日)