情報筋によると、フランスのEngie社と日本の丸紅は、シェブロンが持っているアジアの地熱エネルギー資産(約30億ドル)の競売に応札する準備を進めている。東南アジアの主要企業もこのフィリピンとインドネシアにある地熱資源に強い関心を示している。競売の詳細は今月中に明らかになるが、対外には一般公開しない可能性があるという。
シェブロンは油価が低迷している影響を受けて、自社の資金確保のために設備投資を大幅に削減する方向で進んでいる。同社は、インドネシアではSalak地熱発電所とDarajat地熱発電所を所有しており、発電設備容量は合計650MWである。一方、フィリピンではPhilippine Geothermal Production Company, Inc.の40%の株を保有している。今回の競売に関心を持っているのは上記Engie社と丸紅だけではなく、東南アジアの主要発電事業者であるAboitiz社、Banpu Power社、Medco Power社なども関心を示し、中国の発電事業者も今回の競売に参入する可能性があると情報筋は話した。
(Deal Street Asia 4月6日)
情報筋によると、フランスのEngie社と日本の丸紅は、シェブロンが持っているアジアの地熱エネルギー資産(約30億ドル)の競売に応札する準備を進めている。東南アジアの主要企業もこのフィリピンとインドネシアにある地熱資源に強い関心を示している。競売の詳細は今月中に明らかになるが、対外には一般公開しない可能性があるという。
シェブロンは油価が低迷している影響を受けて、自社の資金確保のために設備投資を大幅に削減する方向で進んでいる。同社は、インドネシアではSalak地熱発電所とDarajat地熱発電所を所有しており、発電設備容量は合計650MWである。一方、フィリピンではPhilippine Geothermal Production
Company, Inc.の40%の株を保有している。今回の競売に関心を持っているのは上記Engie社と丸紅だけではなく、東南アジアの主要発電事業者であるAboitiz社、Banpu Power社、Medco Power社なども関心を示し、中国の発電事業者も今回の競売に参入する可能性があると情報筋は話した。
(Deal Street Asia 4月6日)