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中国
【新エネルギー】

中国の太陽光発電、設備容量で世界一 PV産業の不良債権比率は7%(16/04/08)
2016/4/8
中国【新エネルギー】

 2015年末時点の中国の太陽光発電設備容量は4,318万kWで、ドイツの設備容量(4,000万kW未満)を初めて上回り、世界一となった。2015年の中国の太陽光発電電力量392億kWhである。また、2015年の太陽光発電設備容量は2011年の350万kWの12.3倍に拡大している。

 中国の計画によると、2020年と2030年の太陽光発電電力量は2,000億kWhと5,000億kWh、2020年と2030年の二酸化炭素(CO2)排出削減量を1.6億トンと3.9億トンとしている。

 ただし、2016年の現時点では、中国の太陽光発電(PV)産業は銀行融資を受けにくい状況で、貸出金利も高い。これは、中国のPV産業の不良債権比率は平均7%前後で、中には28〜29%に達するケースもあり、中国の銀行の平均不良債権比率1%を大きく上回ることが影響している。


(中国電力網4月8日、人民日報4月4日)