中国地質調査局広州海洋地質調査局によると、同局が請け負っている「南シナ海メタンハイドレート資源試掘」事業が打開的な成果を遂げ、神狐海域探査エリアにおいで初めて2型メタンハイドレートを発見した。
海底から深度242.3メートルまで試掘を行い、深度135〜138メートルがメタンハイドレートの飽和度が最も高く、サンプル分析から同試掘エリアは1型メタンハイドレート(メタン、エタンが多く含まれる)を中心としつつ、2型メタンハイドレート(プロパン、イソブタンも含まれる)も存在することが分かった。
自然界で2型メタンハイドレートが発見されたとの報告は珍しくはないが、中国の南シナ海海域で発見されるのは今回が初めてになる。同鉱区のメタンハイドレート鉱床の生成を研究する上で意義は大きく、資源ポテンシャルを評価する上でも重要な根拠になる。
(中国鉱業報 4月11日)
中国地質調査局広州海洋地質調査局によると、同局が請け負っている「南シナ海メタンハイドレート資源試掘」事業が打開的な成果を遂げ、神狐海域探査エリアにおいで初めて2型メタンハイドレートを発見した。
海底から深度242.3メートルまで試掘を行い、深度135〜138メートルがメタンハイドレートの飽和度が最も高く、サンプル分析から同試掘エリアは1型メタンハイドレート(メタン、エタンが多く含まれる)を中心としつつ、2型メタンハイドレート(プロパン、イソブタンも含まれる)も存在することが分かった。
自然界で2型メタンハイドレートが発見されたとの報告は珍しくはないが、中国の南シナ海海域で発見されるのは今回が初めてになる。同鉱区のメタンハイドレート鉱床の生成を研究する上で意義は大きく、資源ポテンシャルを評価する上でも重要な根拠になる。
(中国鉱業報 4月11日)