インドの格付機関India Ratings and Researchは4月6日、レポートを発表し、今期財政年度(2016年4月〜17年3月)にCILの石炭生産がスピードアップし、そのため、石炭輸入量がさらに下がるとの見通しを示した。
India Ratings and Researchは「インド国内の石炭生産の増加を勘案すると、インドの石炭輸入量は必ず下がり、大手石炭輸入業者を圧迫する。2016−17財政年度にICLの生産量は10%増加して54億トン近くに達し、輸入量はさらに下がる公算である」としている。国内の石炭生産で大多数の発電所の石炭需要を賄うことになれば、発電所も大規模な石炭輸入の必要がなくなる。
インド石炭相Anil Swarupは、2014−15財政年度における国営石炭会社コール・インディア(CIL)の石炭生産量は5.36億トンであり、前期財政年度より4,200万トン、8.5%増加したと表明した。また、インドの石炭輸入量は前期財政年度に比べ25%以上低下した。
インドの格付機関India Ratings and Researchは4月6日、レポートを発表し、今期財政年度(2016年4月〜17年3月)にCILの石炭生産がスピードアップし、そのため、石炭輸入量がさらに下がるとの見通しを示した。
India Ratings and Researchは「インド国内の石炭生産の増加を勘案すると、インドの石炭輸入量は必ず下がり、大手石炭輸入業者を圧迫する。2016−17財政年度にICLの生産量は10%増加して54億トン近くに達し、輸入量はさらに下がる公算である」としている。国内の石炭生産で大多数の発電所の石炭需要を賄うことになれば、発電所も大規模な石炭輸入の必要がなくなる。
(和訊網 4月12日)