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【石炭】

中煤の年産60万トンCTO事業が稼動 (16/04/19)
2016/4/19
中国【石炭】

 中煤蒙大60万トンCTO(コール・トゥ・オレフィン)事業のDMTOプラントが4月15日、稼動した。

 同事業は烏審旗烏審化工事業区に立地し、総投資額104億元に上る。2013年3月に着工された。

 年産180万トンMTO(メタノール・トゥ・オレフィン)プラントは、中国科学院大連化学物理研究所、新興能源科技公司、洛陽石化工程公司が共同で知的財産権を有するDMTO(Dalian Methanol to Olefin)技術を採用している。また、年産60万トンのオレフィン分離プラントは米国Lummus社の技術を採用し、30万トンのポリエチレンプラントは米国Univation社のUnipol特許技術を採用、30万トンのポリプロピレンプラントは米国Dow社のUnipol特許技術を採用する。

 同事業のDMTOプラントは180万トンメタノール由来60万トン/年オレフィンプラントであり、中国国内ではDMTO技術を採用するプラントとして10番目になる。現時点でDMTO技術によるオレフィン生産能力は580万トン/年に上る。

 (中国煤炭資源網 4月19日)