タイ「バンコクポスト」2月14日付報道によると、タイ石油開発公社(PTTEP)と中国海洋石油有限公司(CNOOC Ltd.)はミャンマーの石油・天然ガス資源の共同開発で基本合意に達した。 PTTEP社長Maroot Mrigadatは12日、同社とCNOOC Ltd.のそれぞれの在ミャンマー子会社の株式のうち20%を交換するとの仮契約に調印したことを明らかにした。本調印には両社の取締役会とミャンマー政府の承認を要する。 現在、PTTEPとCNOOC Ltd.はともにミャンマーのマルタバン(Martaban)湾沖で石油の試掘を行っている。株式交換の対象になるのは、PTTEPのマルタバンのM3鉱区及びM4鉱区とCNOOC Ltd.のミャンマーのC1陸上鉱区とA4海上鉱区の各20%。今回の合意は両社のミャンマーにおける石油試掘後に発効するが、マルタバン湾沖の試掘はすでに完了間近である。1、2ヶ月中には発効する見込み。 PTTEPによると、今回の措置は大規模な投資に伴うリスクを軽減することが狙い。また、PTTEPが国際石油・天然ガス企業と提携関係を確立する計画の一環でもある。 なお、CNOOC Ltd.の親会社である中国海洋石油総公司(CNOOC)は2005年9月にPTTEPとの間で戦略的パートナーシップを結んでいる。CNOOCとPTTEPの調印した覚書は、両社がタイ国内及び海外において石油・天然ガスの探査、開発、生産の機会を共同で模索するとしていた。 (商務部ウェブサイト・上海証券網 2月14日)
タイ「バンコクポスト」2月14日付報道によると、タイ石油開発公社(PTTEP)と中国海洋石油有限公司(CNOOC Ltd.)はミャンマーの石油・天然ガス資源の共同開発で基本合意に達した。
PTTEP社長Maroot Mrigadatは12日、同社とCNOOC Ltd.のそれぞれの在ミャンマー子会社の株式のうち20%を交換するとの仮契約に調印したことを明らかにした。本調印には両社の取締役会とミャンマー政府の承認を要する。
現在、PTTEPとCNOOC Ltd.はともにミャンマーのマルタバン(Martaban)湾沖で石油の試掘を行っている。株式交換の対象になるのは、PTTEPのマルタバンのM3鉱区及びM4鉱区とCNOOC Ltd.のミャンマーのC1陸上鉱区とA4海上鉱区の各20%。今回の合意は両社のミャンマーにおける石油試掘後に発効するが、マルタバン湾沖の試掘はすでに完了間近である。1、2ヶ月中には発効する見込み。
PTTEPによると、今回の措置は大規模な投資に伴うリスクを軽減することが狙い。また、PTTEPが国際石油・天然ガス企業と提携関係を確立する計画の一環でもある。
なお、CNOOC Ltd.の親会社である中国海洋石油総公司(CNOOC)は2005年9月にPTTEPとの間で戦略的パートナーシップを結んでいる。CNOOCとPTTEPの調印した覚書は、両社がタイ国内及び海外において石油・天然ガスの探査、開発、生産の機会を共同で模索するとしていた。
(商務部ウェブサイト・上海証券網 2月14日)