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【エネルギー全般・政治経済】

中国のエネルギー消費は10年以内にピーク PwCの予測 (16/04/29)
2016/4/29
中国【エネルギー全般・政治経済】

 プライスウォーターハウスクーパースが発表した《2015年中国クリーン・エネルギー及び技術産業投資レポート》によると、今後10年間、中国のエネルギー消費は年々増加して最終的にピークに達する。中国エネルギー構造の低炭素化と再生可能エネルギーの方向への転換や政策支援の強化、クリーン・エネルギー技術と産業全体の大きな飛躍に伴って、クリーン・エネルギー産業投資はますます活発になり、良性循環が形成される。

 中国のクリーン・エネルギー投資は2014年の96件から2015年には143件に増えたが、投資家は資金投入に慎重になり、投資額はやや低下して、2014年の12.4億ドルから11億ドルに下がった。また、買収案件の数と買収額、上場を果たした企業の数はいずれも2014年に比べ若干減少した。

 A株のIPO一時停止の影響で、2015年に上場を果たしたクリーン・エネルギー企業の数は2014年に比べて若干減少し、10社に止まった。うち6社は省エネ・環境保護企業であり、新エネルギー企業と新材料企業がそれぞれ2社であった。上場企業の資金調達額は合計28億5,300万ドル、うち新エネルギー企業の資金調達額が80%を占めた。

 (中国能源網 4月29日)