インドのPiyush Goyal新 ・再生可能エネルギー相は、過去3ヵ年（2013年4月〜2016年3月の財政年度）のインドのクリーン・エネルギー投資が9,084億ルピーを突破したことを明らかにした。

　一方、インド政府が交付した事業経費支援や再生可能エネルギー電力補助金など財政助成金は654.1億ルピーに達した。過去3ヵ年の再生可能エネルギー電源投資で最も大きかったのは風力発電で4,683.1億ルピーに達し、次いでソーラーが3,044億ルピーに上った。バイオマスエネルギーへの投資は738.2ルピー、小型水力発電は618.7億ルピーになった。

　Piyush Goyal新 ・再生可能エネルギー相によると、補助金の引き下げや撤廃のため、次期財政年度以降、クリーン・エネルギー投資が低下する可能性が高いが、ソーラー投資は風力発電投資を上回る見通しである。インド政府は今後6年で風力発電設備を33GW、ソーラー発電設備を93GW増やすよう計画している。

　（中国能源網 5月3日）