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中国とモザンビークが南アフリカ初のエネルギールートを建設へ (16/05/09)
2016/5/9
その他地域のエネルギー

 4月30日、中石油管道局、中石油技術開発公司及びモザンビーク国営石油公社により構成されるコンソーシアムがモザンビークの首都マプトにおいて「モザンビーク南北天然ガスパイプライン事業」共同開発協議に調印した。中石油管道局が主体になり、中石油技術開発公司と共同でEPC(設計・調達・建設)事業を実施する。中石油管道局はモザンビークと協力して南アフリカに初のエネルギールートを建設する。中石油管道局にとってこの海外での建設受注事業として最大の天然ガス事業になる。

 中石油管道局の陳慶勲副局長によると、モザンビーク南北天然ガスパイプライン事業はアフリカ復興パイプライン事業(ARP)とも呼ばれ、南アフリカ初のエネルギールートになる。このパイプラインは北はモザンビーク北部のRovuma 盆地ガス田を起点に、モザンビークの首都マプトを経由して、南は南アフリカのGauteng州まで総延長2,600キロに上る。うちモザンビーク領内が2,200キロ、南アフリカ領内が380キロになる。2018年に着工する予定である。

 (中国能源網 5月9日)