内蒙古炭鉱安全監察局及び統計局からの情報によると、今年1〜4月の内蒙古の原炭生産量は2億5,086.84万トン、前年同期に比べ5,049.21万トン、16.75％減少した。

　うち国有重点炭鉱の原炭生産量が1億9,246.99万トンで、前年同期比8,682.65万トン、31.09％減少した。国有地方炭鉱は2,655.75万トン、前年同期比2,095.55万トン、374.07％増加した。郷鎮炭鉱は3,184.1万トンで、前年同期比1,537.88万トン、93.42％増加した。

　今年以降、内蒙古の原炭生産量は引き続きマイナス成長が続いているが、減少幅はやや縮小した。統計によると、第1四半期の内蒙古の一定規模以上の企業の原炭生産量は2億582.43万トン、前年同期比8.7％減になり、減少幅は1〜2月に比べ1.1ポイント縮小した。

　石炭の供給側改革の推進に伴い、一部地区で炭種によっては価格が上昇するケースも出ている。業界関係者によると、内蒙古の主要産炭区は石炭生産能力圧縮措置を厳正に実施、また、また政策や下流の工場の稼動率上昇を受けて一般炭市場は活気付き、さらに暖房時期終了後に無煙炭市場の需給が安定回復に向かうなどの影響で、5月期の石炭価格は安定している。

　（新華社 5月24日）