マレーシアのTrive Property Group Bhd.社は、中国を拠点としているFortunate Solar Technology Ltd社と総投資額6,000万マレーシアリンギットによる太陽光事業の合弁会社を設立した。Trive社の発表によると、両社は合弁会社にそれぞれ50%を出資し、マレーシア北部のKulimハイテク工業団地に太陽光設備を一貫生産する工場を建設する予定である。同社のKua Khai Shyuan社長は、最終製品は主に中国とマレーシアの市場に販売され、残りは米国とEU地域に輸出される。

　中国の太陽光市場は、2016年には累積導入量が世界全体の23%を占めると見込まれている。Kua社長は、この合弁会社はTrive社の足跡を辿り、莫大な潜在的収入を得られると述べている。両社は今後、太陽光産業の研究開発、生産、組み立て、流通、取引について全面的に協力を深める考えである。

（The Star 2016年6月9日）