先日開かれた国務院ブリーフィングにおいて、国家能源局の李冶総経済師は、「インターネット＋」スマートエネルギー（業界では一般にエネルギーインターネットと呼ばれている）標準体系の全体的な枠組みと行動ロードマップがすでに形成されており、《インターネット＋スマートグリッド実験実証事業実施方案》も近日中に通達されると表明した。同実施方案は実験実証事業のロードマップとスケジュールを明確にしている。

　実験実証事業は先進的蓄エネルギーやスマートグリッドなど一群の製品と技術で速やかにブレークスルーを実現するとしており、今年は400億元超の投資に波及する見通しである。また、国家発展改革委員会もエネルギーインターネット分野で3〜4億元の専門建設資金を配分し、設備及び重要研究開発実証事業を支援する。実施に当たっては、民間資本がエネルギーインターネット分野に参入するよう推進し、同分野の資金調達チャンネルを広げる。

　（経済参考報 6月27日）