税関統計によると、2007年の中国の平均原油輸入価格が前年比6.9%上昇し、1トン488.9ドルとなった。2007年1月の平均輸入価格は412ドルであったが、12月には643ドルに上昇した。上昇率は56%になる。 2007年の原油輸入量は1.6億トン、前年比12.4%増、金額にして797.6億ドル、前年比20.1%増に上った。 2007年の原油輸入には次のような特徴が見られた。 (1) 主な貿易方式は一般貿易であった。2007年の一般貿易方式による原油輸入は1.4億トンであり、同年の原油総輸入量の87.5%を占めた。 (2) 主な輸入先はサウジアラビア、アンゴラ、イラン、ロシア、オマーン等であった。サウジアラビアからの輸入は2,633万トン、前年比10.3%増、アンゴラ2,500万トン、6.6%増、イラン2,054万トン、22.5%増、ロシア1,453万トン、9%減、オマーン1,368万トン、3.8%増となった。これら上位5ヵ国の合計で1億トンになり、同年の原油総輸入量の61.3%を占めた。 (3) 2大集団の輸入量が原油総輸入量の3分の2に当たる67.3%を占めた。中国石油化工集団(SINOPEC)の2007年の原油輸入は8,635万トン、前年比7.9%増、中国石油天然ガス集団(CNPC)が2,339万トン、前年比27.7%増となった。 (中国石化新聞網 2月25日)
税関統計によると、2007年の中国の平均原油輸入価格が前年比6.9%上昇し、1トン488.9ドルとなった。2007年1月の平均輸入価格は412ドルであったが、12月には643ドルに上昇した。上昇率は56%になる。
2007年の原油輸入量は1.6億トン、前年比12.4%増、金額にして797.6億ドル、前年比20.1%増に上った。
2007年の原油輸入には次のような特徴が見られた。
(1) 主な貿易方式は一般貿易であった。2007年の一般貿易方式による原油輸入は1.4億トンであり、同年の原油総輸入量の87.5%を占めた。
(2) 主な輸入先はサウジアラビア、アンゴラ、イラン、ロシア、オマーン等であった。サウジアラビアからの輸入は2,633万トン、前年比10.3%増、アンゴラ2,500万トン、6.6%増、イラン2,054万トン、22.5%増、ロシア1,453万トン、9%減、オマーン1,368万トン、3.8%増となった。これら上位5ヵ国の合計で1億トンになり、同年の原油総輸入量の61.3%を占めた。
(3) 2大集団の輸入量が原油総輸入量の3分の2に当たる67.3%を占めた。中国石油化工集団(SINOPEC)の2007年の原油輸入は8,635万トン、前年比7.9%増、中国石油天然ガス集団(CNPC)が2,339万トン、前年比27.7%増となった。
(中国石化新聞網 2月25日)