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【新エネルギー】

中国の地方政府が上申したマルチエネルギーハイブリッド実証事業は500件余り (16/08/15)
2016/8/15
中国【新エネルギー】

 国家能源局規画司規画処の劉建平処長(課長)は8月11日、秦皇島で開催された2016年中国エネルギーインターネット大会において、地方政府が上申したマルチエネルギーハイブリッド集成最適化実証事業が500件を超えていることを明らかにした。

 国家発展改革委員会と国家能源局が先日公布した《マルチエネルギーハイブリッド集成最適化実証事業の建設推進に関する実施意見》によると、マルチエネルギーハイブリッド集成最適化実証事業は主に2つのモデルからなる。

 一つは、末端ユーザーの電力、熱力、冷却、ガスなど多種のエネルギー需要に向けたものであり、在来型エネルギーと新エネルギーのハイブリッドを総合的に開発する。

 もう一つは、大型総合エネルギー基地の風力、ソーラー、水力、石炭、天然ガス等の資源ポートフォリオの優位を生かして、風力・太陽光・水力・火力・蓄エネルギーのマルチエネルギーハイブリッドシステムの建設を推進するものである。

 国は第13次5ヵ年計画期に国家級末端一体化集成エネルギー供給実証事業を20件以上、国家級風力・太陽光・水力・火力・蓄エネルギーのマルチエネルギーハイブリッド実証事業を3件以上建設する計画である。

 (中国能源網 8月15日)