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アジア
【エネルギー全般・政治経済】

中国とミャンマーがミッソン水力発電所をめぐる協力について改めて会談 (16/08/19)
2016/8/19
アジア【エネルギー全般・政治経済】

 李克強首相とアウンサン・スーチー氏が会談を行った。

 李首相は、アウンサン・スーチー氏が国家顧問就任後にASEAN以外では中国を初の訪問先としたことはミャンマー政府とスーチー氏が対中関係を高度に重視している現れであり、中国側はこれに賞賛を表すると述べた。

 李首相は、中緬両国の実務協力は両国の人民の福祉の増進に着眼し、互恵とウィン・ウィンを実現するものであると強調し、中緬石油ガスパイプラインやミッソン水力発電所等の大型事業をめぐる協力を適正に推進することは、インフラ建設と相互連携の水準を高めることにつながるとした。

 アウンサン・スーチー氏は次のように表明した。ミャンマーの新政権は対中関係の発展を高度に重視しており、中緬関係のさらなる強化と発展に力を入れたい。中国側とハイレベルの交流を維持し、政治的な相互信頼を増進し、意思疎通を強化して、エネルギー等の実務協力を推進するとともに、国境貿易、農業、衛生、教育等の分野でも交流と協力を拡大することを願っている。また、国境地区の安定を維持し、人民の友誼を増進して、共同発展を実現したい。ミャンマーはASEANと中国の関係が持続的に発展するよう願っている。

 会談後、李首相とアウンサン・スーチー氏は二国間協力文書の調印に立ち会った。

 (中国能源網 8月19日)