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【石炭】

環渤海一般炭価格指数が500元/トンを突破 (16/09/08)
2016/9/8
中国【石炭】

 9月7日に秦皇島海運石炭交易市場が発表した環渤海一般炭価格指数(BSPI:環渤海地区の5500kcal一般炭の総合平均価格)は515元/トン、対象期間(2016年8月31〜9月6日)のBSPIは前期に比べ21元/トン上昇した。

 5500kcal一般炭の港湾別主要成約価格は、京唐港が520〜530元/トン、曹妃甸港と国投京唐港が515〜525元/トン、秦皇島港が510〜520元/トン、天津港と黄驊港は505〜515元/トンであった。

 港湾別の価格上昇幅を見ると、曹妃甸港と京唐港は前期(8月24〜30日)より25元/トン上昇し、黄驊港は20元/トン上昇した。それ以外の3港湾は30元/トンの上昇になった。

 環渤海6港湾の取引価格の集計結果を見ると、港湾規格品24品目の価格は全て上昇し、価格が低下した品目や横ばいの品目はなかった。このことは環渤海地区の一般炭価格が堅調な上昇局面を維持していることを示している。今期の515元/トンという水準は年内最高記録であり、21元/トンという上昇幅は、2010年10月に価格指数の発表が開始されて以来の最高記録である。今回の対象期間まで価格指数は11週連続で上昇したことになる。また、今期の価格水準は年初の371元/トンに比べ144元/トン、38.8%の上昇になった。
 
 (秦皇島煤炭網 9月8日)