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【石炭】

大唐発電が石炭化学など赤字事業を分離へ (16/09/12)
2016/9/12
中国【石炭】

 電力需要の軟調、火力発電電量の低下や電力価格の引き下げ等の影響を受けて、大唐発電及び子会社の上半期の発電電力は約819.56億kWh、前年同期比5.8%減になった。火力発電利用時間数は前年同期より226時間減って2,024時間に止まり、同社の営業収入は約5.85%の減少になった。

 大唐発電は石炭化学事業の再編を推進して、赤字事業の分離を図っている。同社は保有する大唐能源化工やシリンホト褐炭開発事業等の資産を1元で中新能化科技有限公司に譲渡する計画である。大唐発電は石炭化学事業の分離により、今年度の純益は大幅に低下するものの、今後は発電業務に集中することになり、収益能力のさらなる増強が見込まれる。

 大唐発電は石炭化学や石炭等の赤字事業を分離した上で、火力発電資産を上場公司に注入すると見られる。

 (中国能源網 9月12日)