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プーチン発言で原油価格が過去1年の最高値に高騰 (16/10/11)
2016/10/11
その他地域のエネルギー

 北海ブレント原油の価格が10月10日(月)過去1年間の最高値、$53.45/Bに上昇した。これは、ロシアのウラジミール・プーティン大統領が、OPECの原油生産制限措置に参加する用意があることを明らかにしたことによる。GMT(英国グリニッジ標準時刻)14時53分頃、油価は$53.45/Bをマークした。前日比$1.53/Bの値上がりであり、2015年10月の$54.05/B以降の最高値である。一方、WTI原油価格は$51.46/Bまで上昇した。これは、本年6月以降の最高値である。 

 プーチンはイスタンブールで開催された世界エネルギー会議(the World Energy Congress)で次のように述べた。「現在の状況でエネルギー部門の安定を維持し、市場の再均衡を促進するための唯一の手段は、原油生産の凍結ないし削減であると信じる。」「ロシアは原油生産制限を共同で実施する措置に加わる用意があり、他の原油輸出国が同様の措置をとることを求める。」 

 ロシアはOPECの一員ではないが、国際的な低油価をもたらした原油の過剰生産能力を制限するため、OPECが2週間前に合意した生産制限に同調する姿勢を示したことになる。プーチン発言について、Forex.comのアナリストFawad Razaqzadaは、以下のようにコメントした。「プーチンの発言は、市場を驚かした。ロシアのような産油国は、市場の怖さを知っている。従い、今回ロシアは供給削減をする可能性が十分にある。しないと悲惨な結果が待っていることを分かっているからだ。」

 (Asian Age 10月11日)