10月10日、大連中級人民法院は東北特殊鋼集団の破産再生申請を受理し、企業債券のデフォルトで注目されていた東北特殊鋼集団は正式に破産再生手続きに入った。

　東北特殊鋼集団は今年3月28日に「15東特鋼CP001」という債券の元利償還が出来ず実質的なデフォルトが発生して以来、9回連続でデフォルトになり、金額は数十億元に達している。連続するデフォルトの原因は同社の長年の巨大な債務負担と財務コストの上昇にある。最初のデフォルト後に東北特殊鋼集団の信用ランクは最低になり、債券発行や借入れによって資金を増やすこともかなわず、資金チェーンと債務チェーンが断裂した。

　（新華社 10月10日）