発展改革委員会が発表した統計によると、1〜10月の全国主要発電企業の完了済み電源事業投資は2,388億元、前年同期比8.1％減になった。1〜10月の全国電力網事業投資は4,100億元、前年同期比28.5％増加した。

　同期の完了済み電源投資の中で、水力発電は560億元、前年同期比1.1％増、火力発電は767億元、9.1％減、原子力発電は375億元、1.9％増になった。

　また、発展改革委員会によると、1〜10月の全社会電力消費量の伸び率は前年同期に比べ上昇し、第三次産業と民生用電力消費量は比較的高い伸び率になった。

　1〜10月の全社会電力消費量は4兆8,776億kWh、前年同期比4.8％増になり、伸び率は前年同期を4ポイント上回った。

　産業別の電力消費量は、第一次産業が926億kWh、前年同期比5.3％増、第二次産業が3兆4,351億kWh、伸び率は2.3％で前年同期を3.3ポイント上回った。第三次産業は6,652億kWh、伸び率は前年同期に比べ4.6ポイント高い11.6％になった。都市農村住民生活用は6,847億kWh、伸び率は11.6％で、前年同期を7ポイント上回った。

　（中国能源網 11月23日）