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神華寧煤とサウジSABICの合弁CTO事業の環境影響評価が公示 (16/11/25)
2016/11/25
中国【石炭】

 神華寧煤煤業集団とサウジアラビア基礎産業公社(SABIC)の合弁による年産70万トンのCTO新材料実証事業の環境影響評価が正式に展開され、法規に従って第1回情報開示が行われた。

 神華寧煤とSABICは8月31日、寧夏自治区政府との間で合弁事業の建設のさらなる推進で大筋合意していた。両社は合弁企業を設けて、CTO事業及び高付加価値の下流事業を共同で建設する。合意に基づき、三者は事業の許認可に関して協力することになった。

 この合弁事業は石炭を原料とし、ガス化、浄化によって合成ガスからメタノールを調製し、さらにメタノールからオレフィンに転化してポリオレフィンを生産する。総投資額は270億元に上る見通しである。

 年産70万トンCTO事業の製品生産規模は、LDPE(低密度ポリエチレン)20万トン、EVA(エチレン・ 酢酸ビニル共重合物)10万トン、UHMWPE(超高分子量ポリエチレン)5万トン、PP-ICP/RCP(ポリエチレン)38万トン。

 (中国煤炭資源網 11月25日)