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【省エネ・環境】

【第13次5ヵ年生態環境保護計画】2020年には主要汚染物の排出総量を大幅に減少 (16/12/06)
2016/12/6
中国【省エネ・環境】

 国務院が通達した《第13次5ヵ年生態環境保護計画》は、2020年には生態環境の質を全体的に改善することを打ち出している。生産並びに生活方式のグリーン化、低炭素水準の向上、主要汚染物排出総量の大幅な削減を進め、環境リスクの有効なコントロールを実現する、生物多様性の低下傾向を基本的に抑え、生態系の安定性を大幅に増強する。生態安全の障壁を基本的に形成し、生態環境分野における国の管理体系と管理能力の現代化で重要な進展を遂げる。エコロジー文明建設の水準と小康社会の全面建設の2つの目標の相互の適応を実現する。

 計画は次のような要求を打ち出している。源流からの汚染防止と規制を強化し、グリーン発展の基礎を固める。品質管理を深め、3大行動計画の実施に力を入れる。専門対策管理を実施し、基準の達成と汚染の排出削減を全面的に推進する。全課程の管理と制御を実行して、環境リスクの有効な防止と引き下げを進める。生態系の保護と復元を強化する。制度の革新を急ぎ、管理体系と能力の現代化を積極的に推進する。一群の国家生態環境保護重大プロジェクトを実施し、プロジェクトの環境業績管理を強化する。

 計画は第13次5ヵ年計画期の生態環境保護の拘束的指標と期待指標を提示している、うち拘束的指標は12項目であり、地級市以上の都市の大気環境優良日の比率、微小粒子物基準を満たしていない地級市以上の都市の濃度引き下げ、地表水の水質が第3種より優れている水系の比率、地表水の水質が「劣5」種の水系の比率、森林緑被率、森林蓄積量、汚染耕地の安全利用率、汚染地の安全利用率、化学的酸素要求量(COD)、アンモニア態窒素、二酸化硫黄、窒素酸化物の汚染物排出総量の削減である。期待指標には、地級市以上の都市の「重度」以上の汚染日数の比率低下、近海海域の水質の優良(第1・2種)比率、湿地保有量、砂漠化土地管理面積の追加などがある。

 専門家によると、長年にわたり、環境の価格観念や環境コストの観念が欠如していたことで、中国の生態環境は「公用地」の悲劇を招くことになった。中国の環境保護投資の不足、低い投資収益、環境汚染の激化などの難題を解決する上で、市場化システムは重要な道筋になる。

 関係方面の予測によると、第13次5ヵ年計画期の省エネ・環境保護産業の年間成長率は20%以上になり、環境保護総投資は17兆元を上回ると期待される。

 (経済参考報 12月6日)