12月13日の国家統計局が発表した1〜11月期の主要工業生産統計によると、11月期の中国の原炭生産量は3億801万トンで、前月に比べ2,616万トン、9.28％増加し、顕著な増加を示した。

　1〜11月の原炭生産量は30億5,253万トン、前年同期比10％減になったが、減少幅は前月に比べ0.7ポイント縮小した。

　発展改革委員会は局地的な発電用石炭の供給不足を緩和するため、一部の先進生産能力の増産を決定するとともに、従来今年末としていた増産期限を来年の暖房期間終了時まで延長した。

　上掲の統計から明らかなように、11月期の石炭増産傾向は顕著であり、対前月比の伸び率は10月に比べ7.51ポイント上昇した。

　（中国煤炭資源網 12月14日）