3月2日、カタール副首相兼エネルギー相アティーヤと同国訪問中の中国国家発展改革委員会副主任張暁強は「中国発展改革委員会とカタールエネルギー産業省のエネルギー協力強化に関する了解覚書」に調印した。 調印式において、アティーヤ副首相は、中国とカタールの関係は非常に重要であるとして、今後両国の相互投資、特にエネルギー分野における相互投資の強化の道が、今回の覚書の調印によって開かれたと指摘した。一方、張暁強発展改革委員会副主任は、中国とカタールが、コンデンセートや原油の貿易だけでなく、中国での合弁石油化学企業の設立など、相互に補完する形で協力を進めたいとの希望を表明した。 また、エネルギー担当国務相サダと中国の関係石油企業の代表は、石油精製化学一体化プロジェクト等の協力に関する合意文書に調印した。サダ国務相は、中国とカタールの石油企業が目下協力計画について協議を進め、すでに大きな進展を遂げていると指摘し、今年又は来年にスタートする見込みのカタールの5ヵ年計画期間に、関連する合意事項を実施に移すよう希望するとした。 調印式に出席した駐カタール中国大使・岳暁勇は、中国は上流の探査から下流の総合投資や合弁工場の設立に至るまで、エネルギー資源分野でカタールとの協力を全方位的に強化するよう希望すると表明した。 カタールはロシア、イランに次ぐ世界第3位の天然ガス埋蔵国であり、その埋蔵量は25兆m3に上る。 (中国能源網 3月3日)
3月2日、カタール副首相兼エネルギー相アティーヤと同国訪問中の中国国家発展改革委員会副主任張暁強は「中国発展改革委員会とカタールエネルギー産業省のエネルギー協力強化に関する了解覚書」に調印した。
調印式において、アティーヤ副首相は、中国とカタールの関係は非常に重要であるとして、今後両国の相互投資、特にエネルギー分野における相互投資の強化の道が、今回の覚書の調印によって開かれたと指摘した。一方、張暁強発展改革委員会副主任は、中国とカタールが、コンデンセートや原油の貿易だけでなく、中国での合弁石油化学企業の設立など、相互に補完する形で協力を進めたいとの希望を表明した。
また、エネルギー担当国務相サダと中国の関係石油企業の代表は、石油精製化学一体化プロジェクト等の協力に関する合意文書に調印した。サダ国務相は、中国とカタールの石油企業が目下協力計画について協議を進め、すでに大きな進展を遂げていると指摘し、今年又は来年にスタートする見込みのカタールの5ヵ年計画期間に、関連する合意事項を実施に移すよう希望するとした。
調印式に出席した駐カタール中国大使・岳暁勇は、中国は上流の探査から下流の総合投資や合弁工場の設立に至るまで、エネルギー資源分野でカタールとの協力を全方位的に強化するよう希望すると表明した。
カタールはロシア、イランに次ぐ世界第3位の天然ガス埋蔵国であり、その埋蔵量は25兆m3に上る。
(中国能源網 3月3日)