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欧州と米国の石炭消費の減少に伴い、石炭産業に対する中国の影響力はますます大きくなっている。
IEAが発表した2016年中期石炭マーケットレポートによると、世界の石炭需要は過去10数年にわたる年平均4%の成長を経て、2016年から需要の伸びに停滞が発生した。
中国では、電力、鉄鋼、セメントなど殆どの主要石炭消費セクターの石炭消費に減少が発生した。これとは対照的に、水力発電、原子力発電、風力、ソーラーや天然ガス発電が伸びている。
相対的に低廉な天然ガス価格や石炭工場の逐次淘汰の二重の影響の下で、米国の石炭消費量は激減して、全体的に15%下がり、過去最大の減少幅になった。
米国と欧州の石炭消費量の減少に伴い、石炭の東へのシフトが加速している。発展途上国では石炭が電源として歓迎され、インド、ベトナムやインドネシアの石炭消費量は着実に増加する見込みである。
石炭は輸送が容易でしかも広い範囲に分布しているため、石炭の生産や貿易が地政学的な影響を大きく受けることは通常はない。IEAは、石炭の生産、需要、貿易、技術や金融が欧州と米国から消失し、今後ますますアジアに集中するとの見方を示す。
(捜狐財経 12月27日)