税関総署が1月13日に発表した統計によると、中国の2016年12月の石炭輸入量は2,684万トン、前年同月に比べ、920万トン、52.1%の増加になり、依然として高い伸び率を維持した。前月比では12.6万トン、0.4%減になった。
12月の石炭輸入額は22億988.8万ドル、前年同月比では148.67%増になり、前月比では28.34%増になった。12月の輸入単価は82.34ドル/トン、前年同月に比べ31.96ドル/トン上昇した。
2016年1〜12月の中国の石炭輸入量は2億5,551万トン、前の年に比べ25.2%増加した。総額は141億5,122.1万ドル、前年比16.8%増になった。
中国の石炭輸入量は2013年以降、年を追うごとに低下傾向を示し、減少幅も大幅に拡大した。2013年の輸入量は過去最高の3.27億トンに達し、全国の石炭消費量の9.1%を占めたが、2014年の輸入量は2.91億トン、前年比11%下がり、全国の石炭消費量に占める比率も8.3%になった。さらに2015年の輸入量は2.04億トンにまで下がり、30%近い減少になった。また、全国石炭消費量に占める輸入炭の比率もわずか5.1%と数年来の最低になった。
2014年末の石炭産業脱苦境聯席会議において、国家発展改革委員会は主要発電企業に対し一般炭の輸入を減らすよう提言し、財政部は一般炭輸入関税を改訂、その後、石炭総供給に占める輸入炭のシェアは低下が続いた。
然るに、2016年以降、脱生産能力の展開に伴って産炭地の石炭供給量は縮小し、同時に国内石炭価格が大幅に上昇したため、輸入炭が改めて歓迎されるようになり、輸入契約も増え、ここ数ヵ月、輸入量が徐々に増加する状況が続いていた。
(中国煤炭資源網 1月16日)
税関総署が1月13日に発表した統計によると、中国の2016年12月の石炭輸入量は2,684万トン、前年同月に比べ、920万トン、52.1%の増加になり、依然として高い伸び率を維持した。前月比では12.6万トン、0.4%減になった。
12月の石炭輸入額は22億988.8万ドル、前年同月比では148.67%増になり、前月比では28.34%増になった。12月の輸入単価は82.34ドル/トン、前年同月に比べ31.96ドル/トン上昇した。
2016年1〜12月の中国の石炭輸入量は2億5,551万トン、前の年に比べ25.2%増加した。総額は141億5,122.1万ドル、前年比16.8%増になった。
中国の石炭輸入量は2013年以降、年を追うごとに低下傾向を示し、減少幅も大幅に拡大した。2013年の輸入量は過去最高の3.27億トンに達し、全国の石炭消費量の9.1%を占めたが、2014年の輸入量は2.91億トン、前年比11%下がり、全国の石炭消費量に占める比率も8.3%になった。さらに2015年の輸入量は2.04億トンにまで下がり、30%近い減少になった。また、全国石炭消費量に占める輸入炭の比率もわずか5.1%と数年来の最低になった。
2014年末の石炭産業脱苦境聯席会議において、国家発展改革委員会は主要発電企業に対し一般炭の輸入を減らすよう提言し、財政部は一般炭輸入関税を改訂、その後、石炭総供給に占める輸入炭のシェアは低下が続いた。
然るに、2016年以降、脱生産能力の展開に伴って産炭地の石炭供給量は縮小し、同時に国内石炭価格が大幅に上昇したため、輸入炭が改めて歓迎されるようになり、輸入契約も増え、ここ数ヵ月、輸入量が徐々に増加する状況が続いていた。
(中国煤炭資源網 1月16日)