山西省は昨年に続いて石炭「脱生産能力」を強化し、2017年には石炭生産能力2,000万トンの退出・閉鎖を計画している。1月14日、山西省第12期人民代表大会第7回会議が太原で開かれ、楼陽生山西省長は政府工作報告の中で、2017年の「脱生産能力」目標を発表した。

　「三去一降一補」(脱生産能力・脱在庫・デレバレッジ・コスト引き下げ・不足部分の補完)は山西省の2017年の最優先対策になる。2017年も引き続き、石炭生産能力の減量置換、減量再編、単位当たりの生産性の向上、人員削減と効率向上を実施して、約2,000万トンの石炭生産能力の退出・閉鎖を進めるとともに、鉄鋼生産能力170万トンを退出させる。なお、山西省が2016年に退出させた石炭生産能力は2,325万トン、中国第1位であった。

　（中国新聞網 1月15日）