1月17日に国家発展改革委員会がウェブサイトで発表した《エネルギー発展第13次5ヵ年計画》は、石炭深加工分野について、第13次5ヵ年計画期に石炭液化の生産能力を1,300万トンとし、SNG（石炭ガス化）生産能力を170億m3前後にすることを明確にしている。

　亜化諮詢の見方によると、《エネルギー発展第第13次5ヵ年計画》が提示した石炭液化とSNGの生産能力目標は、中国が第13次5ヵ年計画期も引き続き石炭液化とSNG事業の建設を推進、支援することを示すものであり、関連産業には好ましいチャンスがもたらされる。

　なお、《エネルギー発展第第13次5ヵ年計画》は、発展のペースを合理的に規制すること、技術革新と市場リスク評価を強化すること、環境保護の面で参入基準を厳正に適用すること、石炭深加工の秩序ある発展を進めること、石炭由来燃料やCTO等のグレードアップ実証を穏当に推進すること、事業の競争力とリスク抵抗能力を増強することを打ち出している。

　（中国煤炭資源網 1月19日）