国務院国有資産監督管理委員会の肖亜慶主任は3月12日、中央企業（国務院国有資産監督管理委員会所轄の国有企業）102社全体の負債率は66.6％で前年に比べ0.1ポイント下がり、中央企業の債務リスクはコントール可能であると述べた。

　「負債率の引き下げの根本策として、企業は収益を増やし、利益水準を向上した上で、徐々に負債率を下げなければならない」と肖亜慶主任は述べ、企業の発展に当たっては市場原則に合わせ、闇雲な投資を厳重に規制し、規模拡大のための融資的な取引活動を厳格に禁止しなければならないと指摘した。

　肖亜慶主任は、デレバレッジを進め、債務リスクを引き下げることは中央企業が当面重視すべき問題になり、国有資産監督管理委員会は制度の整備、債務リスクの兆しに対するモニタリングや違法行為の責任追及といった面で監督管理を強化すると表明した。

　（中国能源網 3月13日）