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3月27日、インド国営石油公社(IOC)はネパールと契約を結び、2022年までネパールに年間約130万トンの燃料を供給することになった。また、2020年以降は供給量を2倍に増やすことも承諾した。
ネパールが中国から民生用ガスを調達し、さらには1974年以来のインドの独占を打破すると脅したことを受けて、インド政府はネパールをなだめるのに躍起になり、ネパール国内の全て石油製品需要を賄ううとともに、石油製品パイプラインやタンクの建設などの好条件も追加した。
IOCのB Ashok会長は「今回調印した供給契約は2017年4月から2022年3月までであり、主要石油製品の全ての需要を賄うものだ」と述べた。
ネパール石油会社(Nepal Oil Corp:NOC)は3月初め、IOCが石油製品の所定の供給が出来ない場合、ネパールは第三国から燃料を輸入することを容認するとの条項を間もなく更新されるIOCとNOCの協定に入れると警告した。1974年にインドとネパールの協定が調印されて以来、インドの独占権を維持するとされていた。
中国がインド周辺への進入を防ぐ安保障措置として、IOCはNOCの延滞利息の支払いを免除するとともに、IOCが需要に応じて石油製品を供給できない場合、NOCに補償金を支払うことにも同意した。
また、インドは27日、Raxaul-Amlekhganj石油製品パイプラインをネパールの Chitwanに延伸し、2017〜18年に着工することも同意した。また、ネパール側のMotihari−Amlekhganj間のLPGパイプライン建設案や天然ガスパイプラインをGorakhpurからネパールへ延伸することについて、ハイレベルの委員会を設置して検討することにした。
(The Indian Express 3月28日)