神華国華（北京）分布式能源科技有限責任公司は、オクト経済開発区管理委員会並びに建元煤焦化有限公司と共同で石炭系分散型エネルギー事業を建設することになり、4月12日、調印式を執り行った。

　同事業の第1期計画投資額は6億元、25MW余熱・余圧タービン発電設備2基を建設し、建元煤焦化有限公司の年産280万トンのコーキング事業及び川下産業の事業にスチーム、熱力、電力を供給する。近日中に着工し、2018年上半期に稼動させる。

　また、オクト経済開発区管理委員会と神華国華（北京）分布式能源科技有限責任公司は戦略協力意向書にも調印し、長期戦略協力パートナーシップを確立することになった。神華国華は石炭系分散型エネルギーや天然ガス分散型エネルギー、大型建築物のルーフ太陽光発電、炭鉱地盤陥没地区の集中式太陽光発電、中小型配電網、マイクログリッド及び電力小売事業、廃熱利用事業、熱供給ネットワーク及び熱力小売等の事業の開発、投資、建設、運営を行う。

　（中国能源網 4月14日）