目下建設中の蒙華鉄道は全長1,837キロ、中国最長の「石炭専用路線」になり、「北煤南運」の新たなルートになる。

　蒙華鉄道は内蒙古の浩勒報吉を起点に、オルドス、陝西省の楡林、延安、山西省の運城、河南省の三門峡、洛陽、南陽、湖北省の襄陽、?門、?州、湖南省の岳陽、長沙、江西省の宜春、新余を経て、江西省吉安が終点になる。

　現在、中国で最も忙しい石炭輸送路線は大秦鉄道（大同−秦皇島）であり、全長653キロ、中国の「西煤東運」の主要ルートの一つであり、2010年には年間石炭輸送量が4億トンに引き上げられた。しかしながら、蒙華鉄道が完成すると、大秦鉄道は中国第2位に退くことになる。

　（中国能源網 5月4日）