シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロードのエネルギー協力推進のビジョンと行動
国家発展改革委員会・国家能源局2017年5月
2013年下半期、習近平主席は中央アジアと東南アジア諸国を歴訪した際、「シルクロード経済ベルト」と「21世紀海上シルクロード」(以下、「一帯一路」とする)の重要イニシアチブを相次いで打ち出し、国際社会から高度に注目された。2015年3月、中国政府は《シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロードの共同建設推進のビジョンと行動》を発表、開放的で包容的な「一帯一路」建設を打ち出し、世界各国及び国際組織、地域的組織の積極的参加を歓迎するとして、国際社会から幅広い認知とポジティブな反応を得た。
エネルギーは人類社会発展の重要な物質基盤であり、各国の国策と民生に関わる。「一帯一路」エネルギー協力はより大きな範囲、より高い水準、より深いレベルでの地域協力に波及し、世界経済の繁栄を促進する上で有効である。このことは中国と各国の共通の願いでもある。「一帯一路」建設を推進し、古のシルクロードがエネルギー協力分野で新たな活力を喚起して、各国のエネルギーをめぐる実務協力が新たな段階へ邁進するよう促進するため、中国の国家発展改革委員会と国家能源局は共同で《シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロードのエネルギー協力推進のビジョンと行動》を策定し、ここに公布する。
1. グローバルエネルギー発展動向
今日の世界のエネルギー情勢には複雑で深刻な変化が発生しつつある。世界のエネルギー需給関係は全体的に緩和し、気候変動対策は新たな段階に進んでいる。新たなエネルギー革命が急速に進み、グローバルエネルギー管理の新たな仕組みが徐々に形成されつつある。人々が持続可能なエネルギーを享受するという目標は、なお実現にははるか遠く、各国のエネルギーの発展が直面している問題は依然として厳しい。
「一帯一路」エネルギー協力の目的は、開放的、包容的で普遍的に恩恵が及ぶエネルギー利益共同体、責任共同体、運命共同体を共同で創出すること、地域のエネルギー安全保障のレベルを高めること、地域のエネルギー資源最適化配置能力を高めること、地域的エネルギー市場の高度の融合を実現すること、地域のエネルギーのグリーン・低炭素発展を促進すること、そしてそれによって、各国のエネルギー消費の増大する需要を満たし、各国の経済と社会の急速な発展を推進することにある。
現在、中国のエネルギーと世界のエネルギーの発展は高度に連関している。中国はエネルギーをめぐる国際協力を持続的に絶え間なく推進し、世界のエネルギー体系に高度に融合する。「一帯一路」エネルギー協力の強化は中国のエネルギー発展の必要に発するとともに、各国のエネルギーの共同発展の促進する上でも必要である。中国は力の及ぶ限りにおいてより多くの責任と義務を引き受け、世界のエネルギーの発展により大きな貢献を果たしたい。
2. 協力の原則
(1) 開放と包容の堅持。各国及び国際組織、地域的組織はいずれも「一帯一路」エネルギー協力に参加することが出来る。諸国間の対話を強化し、相違を残しつつも一致点を見出し、ともに協議し建設し共有して、協力の成果がより幅広い地域に及ぶようにする。
(2) 互恵とウィン・ウィンの堅持。各方面の利益と関心、協力の願いをともに考慮に入れ、利益の一致点と協力の最大公約数を模索し、それぞれの長所を発揮し、それぞれ出来る限り尽くして、それぞれの優位によって相互に補完し、各方面のポテンシャルを十分発揮して、共同発展を実現する。
(3) 市場運用の堅持。市場原理と国際的に通用するルールを遵守してエネルギー協力を展開する。資源配置における市場の決定的な作用とより良い政府の作用を十分に発揮する。
(4) 安全発展の堅持。意思疎通を強化し、相互の信頼を増進して、エネルギー供給のリスク抵抗能力を高め、国際エネルギー生産並びに輸送ルートの安全を共同で擁護し、安全で高効率のエネルギー保障体系を構築する。
(5) グリーン発展の堅持。エネルギー発展における環境保護問題を高度に重視し、クリーン・エネルギーの開発と利用を積極的に推進する。汚染物と温室効果ガスの排出を厳重に規制し、エネルギー利用効率を高め、各国のエネルギーのグリーン・高効率発展を推進する。
(6) 協調的発展の堅持。エネルギーの発展と社会に対する責任をともに重視する。技術の譲渡と現地人員の職業訓練を重視し、現地の宗教信仰と文化習俗を尊重する。社会公益事業を積極的に支援し、地方の経済と社会の発展を促進し、民衆に福利をもたらす。
3. 協力の重点
以下の7つの領域で協力を強化することを提唱する。
(1) 政策の疎通の強化。中国は各国とエネルギー発展政策及び計画をめぐって十分な交流と強調を進め、協力計画と実施方案をともに策定し、協力における問題を協議して解決することを望む。実務協力を推進するため、政策支援を供与する。
(2) 貿易の円滑化。従来型エネルギー資源の貿易の利便化を積極的に推進する。取引コストを下げて、エネルギー資源のより大きい範囲での最適化配置を実現する。エネルギー供給のリスク抵抗能力を増強し、開放的、安定的なグローバルエネルギー市場を形成する。
(3) エネルギー投資協力の強化。企業が直接投資、M&A、政府と民間資本協力モデル(PPP)など多様な方式によってエネルギー投資協力を深めるよう奨励する。金融機関がエネルギー協力事業の全サイクルにおいて高度に参加するよう強化を図り、良好なエネルギー「産業+金融」協力モデルを形成する。
(4) エネルギー生産能力をめぐる協力の強化。中国は各国とエネルギー装備及びエンジニアリングをめぐる協力を展開し、エネルギー全産業チェーンの発展水準をともに向上させ、互恵を実現することを望む。エネルギー分野で先端キーテクノロジーと装備の共同開発を展開し、エネルギー科学技術のイノベーションと発展を共同で推進する。エネルギーの各分野の標準化に向け互恵的協力を深める。
(5) エネルギーインフラの相互連携の強化。石油・天然ガスの相互連携ルートを完備してその規模を拡大し、石油・天然ガスパイプラインの安全を共同で擁護する。クロスボーダーの電力系統連系事業の建設を推進し、地域の電力グリッドのグレードアップと改造で協力を展開する。地域的電力市場の確立を検討し、電力貿易の水準を絶えず向上させる。
(6) 人々が持続可能なエネルギーを享受できるよう推進。「持続可能な開発のための2030アジェンダ」と気候変動「パリ協定」を実施に移し、各国の人々が負担可能で信頼性が高く持続可能な現代的エネルギーサービスを享受できるようその実現を推進する。各国のクリーン・エネルギーの投資と開発利用を促進し、エネルギー効率をめぐる国際協力を積極的に展開する。
(7) グローバルエネルギー管理構造の完備。「一帯一路」エネルギー協力を基礎に、各国の力を結集し、グリーン・低炭素のグローバルエネルギー管理構造を共同で構築し、グローバルグリーン発展協力を推進する。
4. 中国の積極的行動
中国は二国間エネルギー協力の仕組みに依拠しつつ、「一帯一路」エネルギー協力がより深く、より幅広く発展するよう促進する。
二国間の共同作業の仕組みを確立、完備し、エネルギー協力を共同で推進する実施方案と行動ロードマップを研究する。二国間エネルギー協力の仕組みの作用を発揮して、エネルギー協力の実施を協調的に推進する。
国連、G20、APEC、上海協力機構、BRICS、瀾滄江−メコン河協力メカニズム、大メコン圏(GMS)開発プログラム、中央アジア 地域経済協力(CAREC)プログラム、中国−ASEAN、ASEN+日中韓、東アジアサミット(EAS)、アジア協力対話(ACD)、中国−中東欧国家協力、中国−アラブ諸国連盟、中国−湾岸諸国協力委員会など多国間の枠組みの下でのエネルギー協力に積極的に参画する。
国際エネルギー機関(IEA)、石油輸出国機構(OPEC)、国際エネルギーフォーラム(IEF)、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)、エネルギー憲章条約(ECT)、世界エネルギー会議(WEC)など国際エネルギー組織との協力を引き続き強化する。
中国−ASEANクリーン・エネルギー・キャパシティ・ビルディング・プログラムを積極的に実施し、中国−アラブ諸国連盟クリーン・エネルギー・センターと中国−中東欧エネルギー事業対話・協力センターの建設を推進する。国際エネルギー変革フォーラム、東アジアサミット・クリーン・エネルギー・フォーラム等のプラットフォームの建設的役割を引き続き発揮する。
「一帯一路」エネルギー協力クラブの共同構築は、より多くの国及び地区が「一帯一路」エネルギー協力に参加する上で受け皿になり、相互理解を増進し、コンセンサスを凝集する。各国のエネルギーシンクタンクの間で協力と交流を広げ、各国間の人材交流と情報共有を推進する。
5. 麗しい未来を共同で創造
「一帯一路」エネルギー協力は中国が提唱するとともに、各国の利益も所在する。新たなスタートラインに立ち、中国は各国と提携して、より広い範囲、より高いレベル、より深い次元でエネルギー協力を推進することを望み、各国及び国際組織、地域組織の積極的な参加を歓迎する。
中国は各国とともに、各方面の利益を十分考慮する事業を共同で確定し、条件が熟した事業の着手に取り組んで、早期に成果を上げることを目指す。
「一帯一路」エネルギー協力は相互尊重と相互信頼、協力とウィン・ウィンの道筋になる。各国が連携して誠心誠意協力を進めさえすれば、開放的、包容的で、恩恵を共有するエネルギー利益共同体、責任共同体並びに運命共同体を形成することが出来る。
(国家能源局ウェブサイト 5月12日)
シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロードのエネルギー協力推進のビジョンと行動
国家発展改革委員会・国家能源局
2017年5月
2013年下半期、習近平主席は中央アジアと東南アジア諸国を歴訪した際、「シルクロード経済ベルト」と「21世紀海上シルクロード」(以下、「一帯一路」とする)の重要イニシアチブを相次いで打ち出し、国際社会から高度に注目された。2015年3月、中国政府は《シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロードの共同建設推進のビジョンと行動》を発表、開放的で包容的な「一帯一路」建設を打ち出し、世界各国及び国際組織、地域的組織の積極的参加を歓迎するとして、国際社会から幅広い認知とポジティブな反応を得た。
エネルギーは人類社会発展の重要な物質基盤であり、各国の国策と民生に関わる。「一帯一路」エネルギー協力はより大きな範囲、より高い水準、より深いレベルでの地域協力に波及し、世界経済の繁栄を促進する上で有効である。このことは中国と各国の共通の願いでもある。「一帯一路」建設を推進し、古のシルクロードがエネルギー協力分野で新たな活力を喚起して、各国のエネルギーをめぐる実務協力が新たな段階へ邁進するよう促進するため、中国の国家発展改革委員会と国家能源局は共同で《シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロードのエネルギー協力推進のビジョンと行動》を策定し、ここに公布する。
1. グローバルエネルギー発展動向
今日の世界のエネルギー情勢には複雑で深刻な変化が発生しつつある。世界のエネルギー需給関係は全体的に緩和し、気候変動対策は新たな段階に進んでいる。新たなエネルギー革命が急速に進み、グローバルエネルギー管理の新たな仕組みが徐々に形成されつつある。人々が持続可能なエネルギーを享受するという目標は、なお実現にははるか遠く、各国のエネルギーの発展が直面している問題は依然として厳しい。
「一帯一路」エネルギー協力の目的は、開放的、包容的で普遍的に恩恵が及ぶエネルギー利益共同体、責任共同体、運命共同体を共同で創出すること、地域のエネルギー安全保障のレベルを高めること、地域のエネルギー資源最適化配置能力を高めること、地域的エネルギー市場の高度の融合を実現すること、地域のエネルギーのグリーン・低炭素発展を促進すること、そしてそれによって、各国のエネルギー消費の増大する需要を満たし、各国の経済と社会の急速な発展を推進することにある。
現在、中国のエネルギーと世界のエネルギーの発展は高度に連関している。中国はエネルギーをめぐる国際協力を持続的に絶え間なく推進し、世界のエネルギー体系に高度に融合する。「一帯一路」エネルギー協力の強化は中国のエネルギー発展の必要に発するとともに、各国のエネルギーの共同発展の促進する上でも必要である。中国は力の及ぶ限りにおいてより多くの責任と義務を引き受け、世界のエネルギーの発展により大きな貢献を果たしたい。
2. 協力の原則
(1) 開放と包容の堅持。各国及び国際組織、地域的組織はいずれも「一帯一路」エネルギー協力に参加することが出来る。諸国間の対話を強化し、相違を残しつつも一致点を見出し、ともに協議し建設し共有して、協力の成果がより幅広い地域に及ぶようにする。
(2) 互恵とウィン・ウィンの堅持。各方面の利益と関心、協力の願いをともに考慮に入れ、利益の一致点と協力の最大公約数を模索し、それぞれの長所を発揮し、それぞれ出来る限り尽くして、それぞれの優位によって相互に補完し、各方面のポテンシャルを十分発揮して、共同発展を実現する。
(3) 市場運用の堅持。市場原理と国際的に通用するルールを遵守してエネルギー協力を展開する。資源配置における市場の決定的な作用とより良い政府の作用を十分に発揮する。
(4) 安全発展の堅持。意思疎通を強化し、相互の信頼を増進して、エネルギー供給のリスク抵抗能力を高め、国際エネルギー生産並びに輸送ルートの安全を共同で擁護し、安全で高効率のエネルギー保障体系を構築する。
(5) グリーン発展の堅持。エネルギー発展における環境保護問題を高度に重視し、クリーン・エネルギーの開発と利用を積極的に推進する。汚染物と温室効果ガスの排出を厳重に規制し、エネルギー利用効率を高め、各国のエネルギーのグリーン・高効率発展を推進する。
(6) 協調的発展の堅持。エネルギーの発展と社会に対する責任をともに重視する。技術の譲渡と現地人員の職業訓練を重視し、現地の宗教信仰と文化習俗を尊重する。社会公益事業を積極的に支援し、地方の経済と社会の発展を促進し、民衆に福利をもたらす。
3. 協力の重点
以下の7つの領域で協力を強化することを提唱する。
(1) 政策の疎通の強化。中国は各国とエネルギー発展政策及び計画をめぐって十分な交流と強調を進め、協力計画と実施方案をともに策定し、協力における問題を協議して解決することを望む。実務協力を推進するため、政策支援を供与する。
(2) 貿易の円滑化。従来型エネルギー資源の貿易の利便化を積極的に推進する。取引コストを下げて、エネルギー資源のより大きい範囲での最適化配置を実現する。エネルギー供給のリスク抵抗能力を増強し、開放的、安定的なグローバルエネルギー市場を形成する。
(3) エネルギー投資協力の強化。企業が直接投資、M&A、政府と民間資本協力モデル(PPP)など多様な方式によってエネルギー投資協力を深めるよう奨励する。金融機関がエネルギー協力事業の全サイクルにおいて高度に参加するよう強化を図り、良好なエネルギー「産業+金融」協力モデルを形成する。
(4) エネルギー生産能力をめぐる協力の強化。中国は各国とエネルギー装備及びエンジニアリングをめぐる協力を展開し、エネルギー全産業チェーンの発展水準をともに向上させ、互恵を実現することを望む。エネルギー分野で先端キーテクノロジーと装備の共同開発を展開し、エネルギー科学技術のイノベーションと発展を共同で推進する。エネルギーの各分野の標準化に向け互恵的協力を深める。
(5) エネルギーインフラの相互連携の強化。石油・天然ガスの相互連携ルートを完備してその規模を拡大し、石油・天然ガスパイプラインの安全を共同で擁護する。クロスボーダーの電力系統連系事業の建設を推進し、地域の電力グリッドのグレードアップと改造で協力を展開する。地域的電力市場の確立を検討し、電力貿易の水準を絶えず向上させる。
(6) 人々が持続可能なエネルギーを享受できるよう推進。「持続可能な開発のための2030アジェンダ」と気候変動「パリ協定」を実施に移し、各国の人々が負担可能で信頼性が高く持続可能な現代的エネルギーサービスを享受できるようその実現を推進する。各国のクリーン・エネルギーの投資と開発利用を促進し、エネルギー効率をめぐる国際協力を積極的に展開する。
(7) グローバルエネルギー管理構造の完備。「一帯一路」エネルギー協力を基礎に、各国の力を結集し、グリーン・低炭素のグローバルエネルギー管理構造を共同で構築し、グローバルグリーン発展協力を推進する。
4. 中国の積極的行動
中国は二国間エネルギー協力の仕組みに依拠しつつ、「一帯一路」エネルギー協力がより深く、より幅広く発展するよう促進する。
二国間の共同作業の仕組みを確立、完備し、エネルギー協力を共同で推進する実施方案と行動ロードマップを研究する。二国間エネルギー協力の仕組みの作用を発揮して、エネルギー協力の実施を協調的に推進する。
国連、G20、APEC、上海協力機構、BRICS、瀾滄江−メコン河協力メカニズム、大メコン圏(GMS)開発プログラム、中央アジア 地域経済協力(CAREC)プログラム、中国−ASEAN、ASEN+日中韓、東アジアサミット(EAS)、アジア協力対話(ACD)、中国−中東欧国家協力、中国−アラブ諸国連盟、中国−湾岸諸国協力委員会など多国間の枠組みの下でのエネルギー協力に積極的に参画する。
国際エネルギー機関(IEA)、石油輸出国機構(OPEC)、国際エネルギーフォーラム(IEF)、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)、エネルギー憲章条約(ECT)、世界エネルギー会議(WEC)など国際エネルギー組織との協力を引き続き強化する。
中国−ASEANクリーン・エネルギー・キャパシティ・ビルディング・プログラムを積極的に実施し、中国−アラブ諸国連盟クリーン・エネルギー・センターと中国−中東欧エネルギー事業対話・協力センターの建設を推進する。国際エネルギー変革フォーラム、東アジアサミット・クリーン・エネルギー・フォーラム等のプラットフォームの建設的役割を引き続き発揮する。
「一帯一路」エネルギー協力クラブの共同構築は、より多くの国及び地区が「一帯一路」エネルギー協力に参加する上で受け皿になり、相互理解を増進し、コンセンサスを凝集する。各国のエネルギーシンクタンクの間で協力と交流を広げ、各国間の人材交流と情報共有を推進する。
5. 麗しい未来を共同で創造
「一帯一路」エネルギー協力は中国が提唱するとともに、各国の利益も所在する。新たなスタートラインに立ち、中国は各国と提携して、より広い範囲、より高いレベル、より深い次元でエネルギー協力を推進することを望み、各国及び国際組織、地域組織の積極的な参加を歓迎する。
中国は各国とともに、各方面の利益を十分考慮する事業を共同で確定し、条件が熟した事業の着手に取り組んで、早期に成果を上げることを目指す。
「一帯一路」エネルギー協力は相互尊重と相互信頼、協力とウィン・ウィンの道筋になる。各国が連携して誠心誠意協力を進めさえすれば、開放的、包容的で、恩恵を共有するエネルギー利益共同体、責任共同体並びに運命共同体を形成することが出来る。
(国家能源局ウェブサイト 5月12日)