6月2日、国土資源部はメタンハイドレート試掘成功についてプレス発表会を開いた。中国地質調査局副局長兼メタンハイドレート試掘協調指導小組副組長の李金発氏は、メタンハイドレートの資源ポテンシャルは莫大であると表明し、中国の海域メタンハイドレート資源量は約800億toeに上るとの基本予測を示した。
李金発氏によると、南シナ海北部で展開中のメタンハイドレート調査では、高解像度・マルチチャンネルの地震探査16.7万キロを完了し、88坑の試掘を行った。全体的に一般探査レベルに達し、重点エリアでは精査レベルに達している。2ヵ所の1,000億m3級鉱床を特定し、推定資源量は1,231億m3と1,500億m3になる。南シナ海では11ヵ所の有望鉱区と19か所の鉱床形成ベルトを特定している。中国地質調査局がメタンハイドレートの資源類型と賦存状態に基づく、地質条件も合わせて予測を行ったところ、中国の海域メタンハイドレート資源量は約800億toeになる。なお、米国の科学者Kvenvolden氏は地球のメタンハイドレート資源量を2.1京m3、石油換算で21兆toeと予測しており、その予測結果は国際科学界で幅広く引用されている。
(中国証券網 6月2日)
6月2日、国土資源部はメタンハイドレート試掘成功についてプレス発表会を開いた。中国地質調査局副局長兼メタンハイドレート試掘協調指導小組副組長の李金発氏は、メタンハイドレートの資源ポテンシャルは莫大であると表明し、中国の海域メタンハイドレート資源量は約800億toeに上るとの基本予測を示した。
李金発氏によると、南シナ海北部で展開中のメタンハイドレート調査では、高解像度・マルチチャンネルの地震探査16.7万キロを完了し、88坑の試掘を行った。全体的に一般探査レベルに達し、重点エリアでは精査レベルに達している。2ヵ所の1,000億m3級鉱床を特定し、推定資源量は1,231億m3と1,500億m3になる。南シナ海では11ヵ所の有望鉱区と19か所の鉱床形成ベルトを特定している。中国地質調査局がメタンハイドレートの資源類型と賦存状態に基づく、地質条件も合わせて予測を行ったところ、中国の海域メタンハイドレート資源量は約800億toeになる。なお、米国の科学者Kvenvolden氏は地球のメタンハイドレート資源量を2.1京m3、石油換算で21兆toeと予測しており、その予測結果は国際科学界で幅広く引用されている。
(中国証券網 6月2日)