国家発展改革委員会は6月30日、7月1日から硫黄含有量50ppm以下の一般軽油を全国で全面的に供給すると発表した。同時に硫黄含有量50ppm以上の一般軽油の国内販売は停止する。

　国家発展改革委員会初め8省庁の公告によると、条件を備える地区については、硫黄含有量10ppm以下の一般軽油を前倒しで供給するよう奨励する。

　2015年4月、国務院常務会議は石油製品の品質向上措置を加速することを決定し、2017年7月から国4標準の一般軽油、2018年1月から国5標準の一般軽油の全国全面供給を開始するとしていた。

　公告は、一般軽油の適用は、トラクター、内燃機車両、建設機械、内陸河川船舶や発電機など圧縮点火発動機に限ることを明確にし、自動車やオートバイに一般軽油やその他の非車両用燃料を販売することを禁止している。

　（新華網 6月30日）