7月4日、葛洲壩集団とロシアのGazpromはモスクワで契約し、葛洲壩機電公司がアムール天然ガス処理プラントP1ブロックの建設を受注した。契約額は約100億元。

　アムール天然ガス処理プラントはロシアのアムール州スヴォーボードヌイ区に建設され、中国の黒河から約200キロの距離にある。中露間の2つ目の大型エネルギー回廊である中露天然ガスパイプライン東線の源流であり、大型重要事業の1つになる。年間420億m3の天然ガスを加工し、年600万m3のヘリウムを生産する。完成すると、ロシア最大の天然ガス処理施設になる。

　プラントの建設は3つのブロックに分けられ、葛洲壩機電公司が受注した工事にはP1ブロックの窒素ガス装置6基とヘリウムガス装置3基及び補助設備の架設と試験が含まれる。事業主はGazpromである。GazpromのMakarov副社長は、「一帯一路」沿線、特にロシア極東地区のエネルギー分野で葛洲壩集団との長期的協力を持続的に深めたいと表明した。

　（中国能源網 7月6日）