1. HOME
  2. 中国 【電力】

中国
【電力】

中国 1600万kWの白鶴灘水力発電所が全面建設段階に 建設中の水力発電所として世界最大 (17/08/07)
2017/8/7
中国【電力】

 建設中の水力発電所として世界最大規模になる白鶴灘水力発電所が全面的建設段階に進んだ。総設備規模は1,600万kWに達し、三峡ダムに次ぐ世界第2の規模の水力発電所になる。

 中国三峡集団の盧純董事長(会長)によると、白鶴灘水力発電所は「西電東送」の基幹電源になり、完成すると、発電電力量は年平均624.43億kWhに達する。これは北京市の2015年の電力消費量の3分の2に相当し、年平均約1,968万tce(標準炭換算)の石炭消費を減らし、CO2排出量を約5,160万トン削減することになる。白鶴灘水力発電所は発電を主としつつも、洪水防止や土砂の保持など総合的な効果を発揮する。

 (人民網 8月7日)