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【電力】

中国企業がアフリカで建設を受注した最大の水力発電所が着工 (17/08/07)
2017/8/7
中国【電力】

 現地時間8月4日、アンゴラCaculo Cabaca水力発電所がDondo市で着工された。中国企業がアフリカで建設を受注した水力発電所として過去最大になる。

 Caculo Cabaca水力発電所は設備容量217.2万kW、中国葛洲壩集団が建設を受注し、「アフリカの三峡プロジェクト」と呼ばれる。80ヵ月以内に完成させる計画であり、建設のピーク期には現地に1万人近くの雇用を創出する。葛洲壩集団は4年間の運転と保守を担うとともに、アンゴラの発電所運営管理と技術の専門人材を養成する。

 アンゴラの2014年の全国の発電設備容量は約220万kWであるが、実際に供給できるのは220万kW足らずであり、電力カバー率はわずか30%である。《2025年のアンゴラ電力計画》は、2025年に水力発電設備容量を650万kWとし、電力カバー率を60%に引き上げることを打ち出している。Caculo Cabaca水力発電所が完成すると、アンゴラの電力不足を大幅に縮小し、現地の経済と社会の発展を促進する。

 (中国能源網 8月7日)