国家発展改革委員会の張勇副主任は第5回深圳国際低炭素フォーラムにおいて次のように表明した。

　2016年の中国の一次エネルギー消費に占める非化石エネルギーのシェアは13.3％に達し、単位GDP当たりのエネルギー消費は5％、CO2排出は6.6％下がった。いずれも年度目標を上回り、2020年に炭素強度（GDP当たりのCO2排出）を40〜45％引き下げる上で基礎を固めた。

　非化石エネルギーには再生可能エネルギーと原子力発電が含まれる。中国は一次エネルギーに占める非化石エネルギーの比率を2020年15％、2030年20％とする目標を確定している。

　今後、国家発展改革委員会は気候変動対応の政策行動を強化し、再生可能エネルギーを発展させ、全国炭素排出権取引市場を確立するとともに、低炭素実験実証を展開し、グリーンファイナンスを発展させる。また、第13次5ヵ年計画期の気候変動対応の目標を確実に達成するため、気候変動をめぐる南南協力を実施し、グローバルな気候管理のプロセスを推進して、気候変動対応に対してより大きな貢献を果たす。

　（中国証券網 9月11日）