「国家天然ガスパイプライン公司の基本計画案が来年にも公布される可能性がある。発展改革委員会はすでに国有石油大手2社と討議を進めている」。CNPC規画研究総院パイプライン研究所の楊建紅副所長が明かにした。今のところ、討議は初期段階に止まっており、詳細は明らかにされていない。

　CNPC経済技術研究院は以前、天然ガスパイプライン公司の設立について3種類の計画案を提示していた。第1の案は、国有石油公司から既存のパイプラインと省クラスの地方パイプラインを分離して、各自の持ち株比率に応じて国家天然ガスパイプライン公司を設立するというもの。第2の案は、分離した上で、再編と解体を進めて複数の地域的なパイプライン公司を設け、国家天然ガスパイプライン公司が一律に管理する案。第3の案は、国有石油公司から既存のパイプラインと省クラスの地方パイプラインを分離した上で、民間資本を導入して、国家天然ガスパイプライン公司を改めて組織するというものである。

　（中国能源網 10月9日）