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中国国家電網が12万本の充電パイルを建設へ 北京や上海に半径1キロ以下の充電網を形成 (17/09/29)
2017/9/29
アジア【電力】

 9月27日、国家電網公司の舒印彪董事長(会長)は、国家電網は電気自動車の急速な発展に伴うニーズを賄うため、向こう数年間、電気自動車の充電・電池交換施設に対する投資を強化すると表明した。2020年には充電ステーションを1万ヵ所、充電パイルを12万本建設して、北京、上海、杭州等の都市では半径1キロ以下の公共急速充電ネットワークを形成する。

 舒印彪董事長によると、第12次5ヵ年計画期には北京・天津・河北・山東及び長江デルタ地区の主要都市間の高速道路に急速充電ネットワークを完成させ、高速道路1.1万キロをカバーした。第13次5ヵ年計画期には高速道路3.6万キロをカバーして、電気自動車のモビリティを便利にする計画である。

 国家能源局の統計によると、10月末時点で中国の電気自動車用充電パイルは10.7万本に達し、前年同期比118%の増加になった。また、プライベートの充電パイルは17万本を超えており、中国の充電インフラは新たな発展段階に入っている。

 (中国能源網 9月29日)