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「中パ経済回廊」重要プロジェクトのHub石炭火力発電所事業への融資契約が成都で調印 (17/10/24)
2017/10/24
アジア【電力】

 パキスタン中電Hub石炭火力発電所事業(国家電投中電国際有限公司とパキスタンHUBCCOの協力事業)融資契約が10月24日、四川省成都で調印された。本事業は2×66万kW、合計132万kWになり、総投資額19.95億ドルに上る。中国の国家開発銀行が主導する銀行団が14.96億ドル融資する。同発電所は2019年8月に商業運転を開始する計画。完成すると年間90億kWhの電力を供給し、パキスタンの400万世帯の家庭用電力需要を賄い、パイプラインの電力不足を緩和するとともに、1万人の雇用を創出する。

 同事業は「中国・パキスタン経済回廊」の優先エネルギー事業である。中国電力国際有限公司が初めて海外で開発と建設を行う大型石炭火力発電事業であり、国家電力投資集団が海外発展を実現し、「走出去」(対外進出)を実施する重要な一環になる。

 (新華社 10月24日)