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タイがミャンマーにおける水力発電所建設を加速 (08/03/17)
2008/3/17
アジア【電力】

 環境保護団体の反対にもかかわらず、タイはミャンマー東北地区シャン州において水力発電所とダムの建設工事を引き続き進めることを決定した。タイ外相ノパドンが15日、明らかにした。

 このダムは、サルウィン河の標高228メートルにあるTasangダム。10年前にタイが同事業を受注したが、進展が遅れている。

 Tasang水力発電所は、ダム面積数百平方キロ、出力7,110MW、完成すると東南アジア最大規模になる。

 なお、対ミャンマー投資では、タイは英国、シンガポールに次ぐ第3位であり、昨年の投資額は13.4億ドルに上った。また、タイは、ミャンマーにとって最も重要な貿易相手国である。2007年におけるミャンマーからのタイの輸入額は前年比9.8%増の800.3億バーツ(25億ドル)に上る。主な輸入品は天然ガスである。タイからミャンマーへの輸出は前年比14.6%増の330.6億バーツ(10.5億ドル)になった。

 (京華網 3月17日)